大田区蒲田で振袖、着物をレンタルする場合
振袖、着物、両方とも似たようなもの、というイメージがありますがここにはきちんと違いがあります。これから和装のレンタルをする予定がある人に向けてこれらの違いについて紹介いたします。
着物ってどんなものをいうの？
振袖と着物の違い、いざ説明するとなると難しいものですが、はっきりとした違いがあるので紹介いたします。まず着物は和服の総称をいうので、根本的に使用用途が違う言葉なのです。そのため振袖も着物のうち、総称とカテゴリなのです。着物は訪問着を含めた総称を指して、そして今では伝統衣装全般を指す言葉となっています。着物にはまず和服と呉服があり、ここでまず異なります。
ここの違いは綿か絹かの違いで、綿で出来ているのが和服、そして絹で出来ているのが呉服です。綿で出来た和服というのは比較的安価で、また最近ですとフリマサイトや古着屋さんでより安く入手しやすいのでSNSでは若者が斬新な着用をしている様子が見られます。よって伝統を重んじ、それを良しとしない着物警察という言葉が出来てしまっていますが、もともと着物は自由に着用してもいいもの、伝統的な着用をしていても、自由な着用をしていてもそれは立派な着物です。流行用にカラフルなものや安いものが出回っていても、それはれっきとした着物です。日本を象徴する衣服であるこれらは総称して着物、とされています。
振袖とはこういうもの
着物の一つである振袖は、こうした意味合いで着用されるものとなっています。日本の伝統、能面などでも年齢に応じて象徴するものが異なったりするように着物にも年齢や未婚既婚かで着用するものが違います。そして振袖は未婚女性の第一礼装とされています。この起源は江戸時代、踊り子が袖を振って愛情を表現する、ということから生まれたとされています。着物の袖は大体55～95cmとされていますが、振袖は95～114cmとされており、この長い袖にはさまざまな言い伝えがあります。感情の表現もあれば、厄を払うためのものなど、さまざまな意味合いがあります。
特に恋愛事情に関与が深く、昔は女性から男性に好意を伝えるようなことはなかったもの、袖を左右に振るか、前後に振るかで好意を伝えていた、ともされています。好意を伝える、それは未婚である場合にすることでもあるので、ここから未婚の女性が着用するものとなり、第一礼装として現代まで伝わっています。既婚の場合は留袖、これも第一礼装です。何気なく成人式や卒業式の時に着用をすすめられるものである振袖、そういうものだと思って着用するのもいいですが、こうしたルーツを知っておくと豆知識として活用できます。意味を知って着用することで振袖に対しての気持ちも変わるもの、ぜひ頭に入れておくのがおすすめです。
他の着物はこんな種類があります
着物は総称でその中の一つが振袖、勿論他の種類の着物もあります。ここではざっくりと他の種類の着物はどういうものがあって、どういう目的で着用されるのかについて紹介いたします。まずは訪問着、これは未婚既婚関係なく女性着用するものです。お祝い事で未婚なら振袖、というこだわりはなく、訪問着でいくことも勿論可能です。未婚の場合は結婚式や卒業式、成人式のような場面では振袖を着用して、他は訪問着で行く、というのが主な使われ方になっています。そして附下、これは訪問着よりも格下の着物で気軽な着用ができる、そんな着物とされています。さまざまなシチュエーションで着用が可能で、安価なのも特徴、汎用性が非常に高い着物です。
これも未婚既婚などを問わず着用が可能です。次は小紋、これは礼装や正装としては着用できないものとされている、全体に細かい模様が上下関係なく入っているものとされています。おしゃれ用の着物としての区分で、カジュアルに着られるデザインが多いです。そして留袖、これは既婚女性の第一礼装で、色留袖と黒留袖があります。色留袖は結婚式や披露宴に、そして黒留袖は新郎新婦の母親や親族が着用する、そんな着物となっています。
次に色無地、これは一色で染められている柄のない着物を指します。無紋よりも一つ紋をいれておくのがおすすめ、紋有りですと色々な場面に着用できるようになります。紋無しの場合はパーティーや食事会などのシーンにおすすめです。最後は袴、ファンも多くて和装だけではなく剣道などの道着でも扱われており、着付けができる人も比較的多いです。卒業式に袴姿で行く人も多く、現代でも人気なハイカラさんファッションはレトロな魅力があります。
着物の世界は掘り下げていくと本当に限りがなく、着こなしについてもさまざまなものがあります。現代風アレンジなども見ていくと本当に自由度が高く、今も尚人気であるというのがうなずけるほどなのです。普段着として着用できる着物や着付け方法もあるので、もし着物に興味がある場合は安い着物から始めてその魅力に触れるのがおすすめです。
成人式にはやっぱり振袖！
大田区蒲田にはレンタル振袖を取り扱っているフォトスタジオが多く、成人式などのシーンでとても人気です。未婚既婚などでの分類だけではなく、振袖はとにかく可愛くて華やかなので、年に一度の晴れの日にはぜひ着用がおすすめです。しかし振袖となると高額な商品が多いもの、人生に一度のために購入するには勇気のいる額です。しかしレンタル振袖なら着物のメンテナンスなどは不要、しかも購入より断然格安で流行の色柄の振袖をレンタルすることができます。
成人式などでは華やかな柄がおすすめ、しかし結婚式などに参列する場合は派手な色は推奨されないなど、礼装を着用する場面ではさまざまなマナーがあります。購入した振袖の場合そのマナーに則ることができない場合がありますが、レンタルの場合ですと着用シーンごとに振袖を選びなおすのでその時に適したものの中から好きなものを着用することができます。そしてレンタルした振袖でそのままプロによる撮影を受けることだって可能、普段なかなか着用する機会がない振袖姿を写真におさめることができます。
「着物」と「振袖」
この二つの言葉には明確な違いがあり、着物は和服全般を指す言葉、そして振袖は着物の中の一つであり、未婚女性の第一礼装である、というのがわかります。日本の伝統的な礼装であるこの衣装には独特の文化や価値観があり、起源などを見ていくとより面白く感じられることが多いです。古い歴史を持つ着物や振袖は現代でも愛好する人が多い服、違いをおさえておくと役だつこともあるかもしれないです。そしてそんな着物はとてもデリケートなものなので、メンテナンスをする場合とても大変です。保管場所についても悩むことが多い服とされています。
しかしレンタルを利用することで好きな着物や振袖を着用可能、しかもかかる手間は一切かからず返却するだけでOKです。大田区蒲田には衣装数、小物数が豊富に取り揃えられているフォトスタジオがあるので、ご入用の際は利用をおすすめいたします。家族全員が和装に身を包むことができるようにラインナップも豊富！振袖だけではなく大人用の着物、また小さなお子様用の着物のご用意もあります。こうしたレンタル着物を利用する時は特別な機会であることが多いものなので、家族皆で和装に身を包んでプロのカメラマンに撮影を依頼すると、ずっと残る良い思い出になります。